公開日 2017年11月13日
更新日 2020年04月01日
普段からかかりつけ医を持ち、日中早目の受診を心がけることが大切です。
【休日・夜間の対応】
《休 日》
奥州金ケ崎休日診療所で初期的治療を行っています。
日曜、祝祭日、12月31日、1月2日及び3日に診療いたします。
<診療時間>
午前8時30分~12時 午後1時30分~4時
<場 所>
奥州医師会館内(水沢区字多賀21-1 TEL 0197-25-3935)
《夜 間》
夜間診療所で初期的治療を行っています。
夜、急に子どもが熱を出したり、身体の調子が悪くなった時など症状が比較的軽い場合は夜間診療所をご利用ください。
<診療時間>
毎日 午後6時30分~午後9時 ※受付は午後8時45分まで
<場 所>
奥州医師会館内(水沢区多賀21-1 TEL 0197-25-3935)
※奥州金ケ崎休日診療所及び夜間診療所の診療時間以外のお問い合わせ先:奥州金ケ崎行政事務組合(TEL 0197-24-5821)
【緊急時の対応】
緊急医療が必要な場合は、早く救急車(119番)を要請しましょう。
<胆江地域の主な二次救急対応病院>
県立胆沢病院(水沢区字龍ケ馬場61 TEL 24-4121)
県立江刺病院(江刺区西大通り5-23 TEL 35-2181)
総合水沢病院(水沢区大手町3-I TEL 25-3833)
【看護師によるこども救急相談電話(岩手県小児救急医療電話相談事業)】
こどもの病気、事故への応急処置方法等に関し、助言を行います。
(ただし、医療行為につながる相談(病気の診断等)は行いませんのでご注意願います。)
<相談時間>
毎日19時~23時
<電話番号>
短縮番号#8000(ダイヤル式電話、公衆電話、IP電話、PHSからは不可)
019-605-9000
【子どもの事故】
1歳以上の幼児や学童の死亡原因の第1位は、事故です。1~2歳の頃は家庭内での誤飲や火傷、溺水に注意が必要ですし、戸外で遊ぶ時間が増えたら、高い場所からの転落や転倒、水の事故が心配されます。また、行動範囲の広がる年齢になると、交通事故への注意が必要です。
年齢や能力に応じた子どもの行動力を知リ、事故防止の具対策を講じる必要があります。
乳幼児の事故予防10か条
第1条 必ずチャイルドシートに座らせる
第2条 生後5か月を過ぎたら誤飲に注意
第3条 のどにつまるような食品を食べさせない
第4条 おふろの水は必ず抜いておく
第5条 熱源に気を配り、やけどに注意
第6条 火の元の確認を厳重に
第7条 ベランダ、窓際を確認
第8条 自動車内に乳幼児を放置しない
第9条 家の周りに危険な場所がないかチェック
第10条 自転車に乗せるときはヘルメットを
【子どもの応急手当】
熱が出た時
- まず冷やしましょう。高い熱の場合は首のつけ根やわきの下を冷やします。(本人がいやがる時は、無理をしなくてもよいです。)
- 水分をたっぷり与えましょう。(一度に与えると吐<ことがあるので、少量ずつ回数を多くします。)
- 解熱剤は、かかりつけの医師に使用法を聞き、元気がなかったり、食欲がまるでないような時だけ使います。(使いすぎると副作用が心配です。子どもの体重(年齢)により使用量が異なるので、注意しましょう。)
脱水症状に注意
- 頻回に吐いて水分が取れない
- 何度も下痢を繰り返す
- おしっこの量が減り顔色が悪い
- 声をかけてもはっきりとしない
という場合は脱水を起していますので、病院を受診しましょう(2~3回吐いたリ下痢をしても水分が取れる場合は安静にし、様子をみてから受診しましょう。)
ひきつけた時
(しなければならないこと)
1)静かに寝せて衣類をゆるめます。
2)時計を見て3分間待ち、それでもおさまらなければ受診します。
3)高い熱が出ていることが多いので、おさまったら体温を計り、熱さましを使います。
4)目が覚めたら、水分をたっぷりとらせて、一晩静かに眠らせ、翌朝受診します。
5)ひきつけがおさまった後、しばらくしても目がさめず、つついてもまったく反応がない時は、受診が必要です。
(してはいけないこと)
1)あわてて抱き上げる、大声で呼ぶ、ほっぺをたたくということは、かえってひきつけをおさりにくくします。
2)口の中に物(割り箸やスプーンなど)を入れることは、けがや窒息の危険があるのでやめましょう。
【お腹を痛がる時】
おなかの痛みは、様々な原因で起こります。
次のような時は夜中であっても受診しましよう。
・何回も吐いてお腹を痛がるとき
・ころげまわったり泣き叫んで痛がるとき
・お腹がふくれあがって痛がるとき
【吐く時】
何回も繰り返して吐いたり、機嫌が悪い、ぐったりしている場合はすぐに診察が必要です。
※およそ6か月~1歳頃の乳児が
- 火がついたように泣き、
- 繰り返し吐いて、
- 便に血が混じったら、
腸重積という病気が考えられますので、至急受診が必要です。
【異物を飲み込んだ時】
- 何をいつごろ、どのくらい飲んだか、
- 急に顔色が青くなったり、不機嫌になっていないかどうか
を確認する必要があります。
次のものは、量によっては命にかかわります。
タバコ、洗剤、殺虫剤・農薬、化粧品、大人用の薬、お酒、乾燥剤、石油・ガソリン、ボタン電池
異物の特定及び飲んだ量を推定するため、空き瓶や空き箱を持参しましょう。
重篤な症状がある場合は、直ちに救急車を呼びます。