臨床検査部門

公開日 2017年11月06日

更新日 2020年06月23日

    臨床検査室では、病気の原因を調べるためや、治療の効果を確認するために様々な検査を行っています。臨床検査は大きく分類すると、患者様から採取した血液や尿、便、などの体液を用いて調べる検体検査(血液、生化学、一般、免疫、細菌、輸血検査など)と、患者様の心臓やお腹、肺、血管などの検査を行う生理機能検査(心電図、肺機能、超音波、血圧脈波検査など)があり、これらのデータは医師に提供され、病気の診断や治療方針を決めたりします。

 

検体検査

<生化学検査>

   血液を遠心分離して自動分析装置で肝機能検査(AST、ALTなど)、腎機能検査(BUN、CRE、UAなど)、電解質検査、脂質検査(TC、TG、HDL-C )、糖質検査(GLU、HbA1C)、蛋白質(TP、ALB)、などの測定を行っています。

<血液検査>

   血液の中を流れている細胞(白血球、赤血球、血小板など)の数をみることで、貧血や、炎症の程度、出血傾向の判断などの検査を行っています。また、形態を分析機や顕微鏡でみて、細菌感染や血液の病気(白血病など)の判断をする検査も行っています。 

<一般検査>

   尿検査…尿中の蛋白や糖、潜血などの有無を調べます。また尿中の各種有形成分(沈渣物)を見ることで腎・尿路系の病変があるかを調べることができます。

   便潜血検査…便中の潜血を調べて消化管からの出血の有無を検査します。

<輸血検査>

   安全な輸血を行う為に必要な検査を行っています。患者様と供血者の血液製剤が適合するか調べる交差適合試験を行っております。

<免疫検査>

   体内に細菌やウイルスなどの病原体が侵入すると、体を守ろうと病原体に対する抗体が産生されます。体内に侵入した病原体(抗原)や病原体が侵入した際に生産される抗体の有無を調べ、病気の診断を行っています。

 

生理検査

<心電図検査>

   不整脈(脈の乱れ)や虚血(心臓の血管が細くなったり、詰まったりして血液の流れが悪くなること)など心臓に異常がないかを調べる検査です。
   24時間心臓の動きを調べるホルター心電図も行っています。

 

 

<血圧脈派検査>

    両手両足の血圧、心電図、心音図を測定し、血管(動脈)の状態を調べる検査です。動脈硬化の早期発見や、高血圧・糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞などの疾患に伴った動脈硬化の進展の推察等に用いられます。
   また血管の閉塞状態が測定可能な点から閉塞性動脈硬化症(ASO)の診断としても活用されています。

 

<肺機能検査>

  息を吸ったり吐いたりして、肺から出入りする空気量などを調べます(肺活量、一秒量、一秒率など)。 肺の柔らかさ、空気の通り道の状態などを調べます。

 

 

<超音波検査>

   人の耳には聞こえない音(超音波)をあてて、体内の臓器や血液の流れる様子を映し出す検査です。
 〇心エコー    心臓の大きさ、動き、弁の状態、血液の流れなどを観察し、ポンプが正常に働いているかどうかを判断する検査です。心筋梗塞や心臓肥大、弁膜症、先天性疾患などがわかります。また、治療方法の選択、治療効果の判定などにも役立ちます。

 〇腹部エコー   肝臓・膵臓・腎臓・胆嚢・膀胱・腸管などの腹部の臓器をチェックします。主に腫瘍・ポリープ・炎症・結石などを発見することができます。

<その他>

  健康診断、人間ドックで聴力検査室・眼底検査を行っております。