診療放射線部門

公開日 2017年11月06日

更新日 2020年06月23日

 一般撮影装置・X線CT撮影装置・X線透視装置・骨密度測定装置を有し、各診療科に対応しております。診療所内PACSシステムも構築しており、撮影後すぐに各診療科で画像を確認することが可能です。
 また、金ケ崎町が推進する元気100歳事業にも力を入れております。
 その一環として骨粗しょう検診を町民の皆様に行っており、当院では骨密度測定装置を保有しておりますので、骨粗しょう症に対して、検診から治療まで続けて行うことが可能となっております。

 

<一般撮影検査>装置名:東芝社製 RADREX

 X線が体を透過する量の差を白黒の色の違いとして画像に出します。胸部(肺野や縦隔)、骨(形状、骨折の有無)などを観察するのに適しています。

 

 

 

<X線CT検査>装置名:東芝社製 Alexion

 360°方向からX線を照射し、体の輪切り像(断層像)を撮影する検査です。内臓の位置把握がしやすく、全身の撮影が可能です。基本的には、検査は10分程度です。また、より精密検査の為、ヨード造影剤というお薬を体の中に入れて撮影することがございます。造影剤を使用することで、臓器の濃淡差がよりはっきりすることで、診断がしやすくなります。

 

 

<X線透視検査> 装置名:東芝社製 Plessart ZERO

 X線を用いて体内の変化の様子を随時見ながら検査することが可能です。主に胃瘻カテ-テル交換や膀胱瘻カテ-テル交換に使用しております。

 

<骨密度検査>装置名:HOLOGIC社製 Horizon Ci

 骨密度検査は、骨を構成しているカルシウムなどの量(骨量)を測り、骨の強度を調べる検査です。
 骨密度が低下すると、骨粗鬆症という骨の中がスカスカな状態になり骨折しやすくなります。
2種類のX線を骨に照射し、骨と他の組織との吸収率の差で骨密度を計算する方法で測定しています。主に、腰椎、大腿骨を測定します。

〇診療放射線検査に対して不安なことや心配なことなどがありましたら、担当の診療放射線技師にお問い合わせください。