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○ごあいさつ

 金ケ崎町は、岩手県の県央に位置し、県の産業振興地域の
中核を占めています。町内には全国有数規模の工業団地があ
り、日本をリードする自動車、IT、製薬産業等の工場が誘
致されています。金ケ崎西部に広がる山岳部から平野部まで
の間の1,300mにおよぶ高低差は、さまざまな気象と風
土を生み出し、多様な産業を育んできました。

 基幹産業の農業は、駒ケ岳の東側に広がる肥沃な扇状地帯
で米・野菜・花きの栽培が盛んです。西部山麓地帯では広大
な牧草地を活用した酪農や大型畜産が行われています。

 また、古代には大和朝廷のエゾ征伐や前九年の役、後三年の役などの戦場となった経緯があり、近世には伊達藩北限の町として南部藩との境を接していました。金ケ崎要害が置かれていた城内諏訪小路地区は、家臣団屋敷の歴史的町並みが色濃く残っていることから県内で唯一の重要伝統的建造物群保存地区に選定(国指定)されています。

 豊かな自然環境と歴史的遺産という恵まれた環境の中で、当町は、町民の福祉向上を願い、生涯教育の町、平和国際交流の町、田園環境保全の町をかかげ、地域の振興を図ってきました。


 このような金ケ崎の町政にとって、地域の環境保全と産業振興をあわせて実現するという、新たな意義をもつ仕事が現れてまいりました。それは町の第三セクターである一般財団法人金ケ崎町産業開発公社による茅の生産販売事業です。

 この事業は、岩手県や特定非営利活動法人岩手で茅葺き技術の伝承を促進する委員会、地元の住民やシルバー人材センターなどと金ケ崎町との協働事業という、新しい、大変ユニークな行政と民間との協力事業としてスタートしました。

 最近にいたって、金ケ崎町産業開発公社による山茅の生産販売事業は、その基礎固めを終わり、順調な事業発展の軌道に乗せることができました。こうして、茅場の開発、維持管理、茅の生産販売という地域の里山環境の保全管理と、地域産業の開発振興の両立に目処がつきましたので、今後は、良質な茅の安定的供給基地として、県内外の茅葺き民家の保全と茅葺文化の伝承に貢献することを願っています。

        一般財団法人 金ケ崎町産業開発公社 理事長(金ケ崎町長)
                            
髙 橋 由 一


        

        南部茅を使用して復元した片平丁・旧大沼家侍住宅
          (城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区)




○事業体紹介


一般財団法人 金ケ崎町産業開発公社
事務局  金ケ崎町役場 農林課内
所在地  〒029-4592
岩手県胆沢郡金ケ崎町西根南町22-1
TEL  0197-42-2111
FAX  0197-42-3144